戸籍に関する用語

戸籍と住民票の違い

「戸籍」は出生、死亡、親子関係や婚姻などの身分関係を記録するもの。「住民票」は移住関係を記録するもの。戸籍はその中に入っている人全員で一つの単位ですが、住民票は一人で一つの単位です。また、戸籍には本籍地が記載されますが、その場所はどこでもよく、住所地とは関係がありません。

謄本と抄本の違い

「謄本」とは戸籍全部を写したもの。その戸籍に5人入っていれば、5人全員載っているものが交付されます。それに対し「抄本」は戸籍の一部を写したもので、1人分のものが交付されます。なお、コンピュータ化されているところでは、謄本を「全部事項証明」、抄本を「一部事項証明」といいます。

家から個人へ

戸籍は、戦前の一族全員が記載される方式から、昭和23年1月1日、1つの戸籍に「1つの夫婦及びそれと氏を同じくする子」のみの記載に変わりました。その背景には「個人の尊重(憲13条)」「法の下の平等(憲14条)」などを含む新憲法の施行で、その理念に反するとされた旧戸籍法が改正されたことが挙げられます。旧戸籍法は家を1つの単位とし、婚姻や養子縁組などを行う際には戸主の同意権が必要と、身分行為1つ行うにも家の縛りがありました。

手数料、定額小為替

普段、定額小為替を利用する方はそういないでしょう。戸籍を取り寄せるためには、手数料がかかります。郵送で交付申請する場合、郵便に現金を入れて送ることはできません。そこで使うのが定額小為替。この定額小為替がよくわからなくて、戸籍取得に難しいイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか。定額小為替とは郵便局が発行する証書のこと。受け取った側は、郵便局で現金化することができます。

「除籍謄本」「改製原戸籍」

婚姻や死亡などで戸籍に誰もいなくなるとその戸籍は「除籍」になります。婚姻で今までの戸籍から抜けることも「除籍」と呼びますが、それとはまた違うものです。改製原戸籍とは、法令などの改正で、戸籍を書き替えることになったときの元の戸籍をいいます。つまり、改製される前の戸籍という意味です。

必要書類

(1)申請書
(2)手数料
戸籍謄本・抄本 450円
除籍謄本・抄本 750円
改製原戸籍 750円
郵便局で扱っている「定額小為替(無記名のもの)」または「現金書留」で送る。
(3)返信用封筒
自宅宛に郵送するため、封筒に自宅の住所と氏名を記入し、郵送料の切手を貼る。申請通数が多い場合には切手を多めに貼るか、10円切手を数枚同封する。
(4)本人確認書類の写し
現住所の記載されている、住民基本台帳カード(写真付き)や運転免許証、健康保険証、年金手帳などのコピー。
(5)代理人が申請する場合は委任状

詳しくは各管轄のHPなどをお調べください。